家具職人(見習い)の景色

はじめまして、見習いの奥田です。

見習いではありますが、日々の作業がより丁寧に、よりスピーディーに行えるよう工夫しながら家具を作っています。

家具を作る工程の中でいくつか小道具が必要になるときがあります。

そんなときは、市販のものを購入したり、購入した市販品を勝手に改造したりします。

そんな中で、本日は筆についてご紹介します。


市販品は左、毛の長さを半分に切ったものが右です。

この筆はダボやビスケット、ロッキング加工部分に接着剤を塗る際に使用します。

え、それだけ?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、この長さがいいんです!

いろんな径や深さの穴に、いろんな太さのダボに塗るのにピッタリの長さで塗りすぎて組んだときに大量にはみ出てくることもなくなります。

購入品のまま使用していると「いーっ!!」とはなりませんが、塗りにくかったり塗りすぎたりして製品の組み立てに時間がかかります。