心が小躍りする瞬間

みなさん、
こんにちは。
こんばんは。

年末の大掃除で張り替えた和室の障子がもう子供に破られた工場長の照井です。
まだ1月も半ばですよ。
しかも、事故ではなく破るべくして破った確信犯です。
これは得体のしれない何かが僕の精神力を試すために与えた試練です、きっと。
そう自分に言い聞かせ、平静を装ってそのまま過ごしている今日この頃です。

本日1月14日、岐阜でも雪が積もりました。
写真は自宅のリビングから望む景色です。
こだわって11年前に建てた自宅ですが、その中でも1番自慢できる点がこの借景です。
家ではない、むしろ外。という細かいことは気にしないでください。
ここに家を建てると決めた時点で、いいリビングになることが決まったくらいの借景です。

それでも、毎日見る景色ですから自ずと感覚は麻痺して見慣れるものです。
写真なんてそう撮るものでもありません。
が、今朝は忙しい朝の時間にスマホ片手に1枚撮ってしまいました。

その行動を自分で振り返ってみると「同じだけど同じじゃない」という心を動かされた何かがあったからという気がします。
以前にも「朝焼けがきれいだから」とか「満月がきれいだから」なんてときに撮ったことがあります。

ごくごく当たり前なんですが、ちょっとしたきっかけで同じものが全く違って感じるのです。

そんなことを僕たちがつくる家具で届けられないだろうか?

ダイニングテーブルを新しくしたら、
「大きくなった」
「使いやすくなった」
だけでなく、いつものごはんがおいしく感じたり、いつもより家族の会話が弾んだりと楽しい時間や笑顔が増えたらいいなと思います。

使うたびににやけてしまう、そんな心が小躍りするその瞬間。

形にはならない目には見えないものですが、家具の役割をそんなところに見出していきたいな。
そんなことを思った1枚の雪景色でした。