五感で幸せを感じるリビングダイニング

桜もあっという間に散りゆき、気が付けばまぶしいほどの新緑。
桜に負けず劣らず新緑のグラデーションも大好きな工場長の照井です。
うちの庭も日に日に緑が濃くなっていくので、毎日その違いを発見するのが楽しいのです。
花見があるなら葉見もしましょうよ。
木陰の下でお弁当。
葉っぱを見上げながら散策。
どちらもいいですね。
5月が見頃ですよ、みなさんお見逃しなく!

そんな新緑の季節、岐阜県大垣市にダイニングセット、ソファ、テレビボードをお届けしました。
これから庭が緑でいっぱいになるであろう新築のお宅です。
庭に面した広い開口部とリビングダイニングがつながる気持ちいい空間でした。
テレビボードHAKO。
W1800のサイズオーダーです。
それに近いサイズの壁掛けテレビ。圧倒されました。
たまにテレビとテレビボードのサイズバランスをお問い合わせいただくことがあります。
インテリアコーディネート的な正解があるのかもしれませんが、正解は一つではなく、置かれる周りの空間とのバランス、もっと言えば必要な収納量など多くの要素が絡み合って、やっと正解に近いところにたどり着く気がします。
そんなこと一切考えずに、シンプルに自分の「好き」という気持ちに従っていいことも多いです。
そうやって選んだものほど後悔がないはずです。
テーブルはIXDT-HT1800のサイズオーダーで、W2000。
45mm厚の天板がどんっと存在感を放ちます。
チェアはIXC-03Zを3脚。
対面にはIXC-335ZのサイズオーダーでW1700。
無垢材の質感を存分に感じるダイニングセットは、アルダーの温かみで空間が満たされるようです。
身体がじんわり暑いくらいだったのは、春の陽気のせいでも搬入作業のせいでもなく、アルダーの温かさによるものでした、きっと、今思えば。
そして、ソファはIXSF-1850HWG。布地はcaleidoリネンツイード。
落ち着いた色合いは控えめながらもしっかりと空間に馴染んでいます。
クッションが置かれると同時に子どもたちがソファに座って楽しんでくれました。
大人にとってのソファは癒しの場ですが、子どもにとっては遊び場のような要素もあります。
アスレチックで遊ぶかのようにソファに絡みつく子どもたちはかわいいのですが、危険と隣り合わせなのも事実。
ケガしないように気を付けてね。

上は、写真を撮るおじちゃんに気を遣って隠れてくれた1枚。
かわいらしい足が賑やかな子どもたちの笑い声を思い出させてくれます。
テーブル、ソファ、テレビボードとダイニングからリビングまでの空間をikususuでそろえていただきました。
アルダーの質感や色味で統一感はもちろんありますが、3連の真鍮のペンダントとも相性抜群です。
どちらも主張しすぎない素材の良さを生かしたデザインというところに共通点を感じます。
異素材の組み合わせも、どこかに共通点があれば違和感なく馴染むものですね。

広い開口部の向こうが緑でいっぱいになれば、いっそう気持ちよくなりそうなリビングダイニング。
触って木の温かみを感じながら、目に飛び込んでくる色とりどりのグリーン。
周りには楽しそうに駆け回る子どもたちの声。
五感で幸せを感じる空間ですね。
そんな頃にまたお邪魔したいものです。

子どもたちに汚されても心穏やかに見守りましょう。
無垢材はきれいに削ることができるので安心してください。
そう思うと、子どもたちの落書きは消したらもう戻ってこない。それこそを残しておきたいと思うかもしれませんよ。
そんな理由で僕の家の落書きは消してないところも多いのです。

家族の素敵な想い出をたくさん刻んでいってください。
本当にありがとうございました。

照井